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単行本3冊と文庫6巻の対応 — 第一便・第二便・第三便はどの巻か

答え:第一便=1・2巻、第二便=3・4巻、第三便=5・6巻

新潮社の書籍ページは、第一便を香港・マカオ・マレーシア・シンガポール編、第二便をインド・ネパール・シルクロード編と案内しています。 文庫の副題で言えば、第一便が1巻(香港・マカオ)と2巻(マレー半島・シンガポール)、 第二便が3巻(インド・ネパール)と4巻(シルクロード)に重なります。 第三便の範囲は新潮社のページに書かれていませんが、残る5巻(トルコ・ギリシャ・地中海)と6巻(南ヨーロッパ・ロンドン)にあたると考えるのが自然です。

編集:ちんあなご編集部/最終確認:2026年11月7日/作品本文の引用はありません

3冊の基本情報

単行本は「便」で数えられ、3冊で完結しました。 新潮社の書籍ページに出ている書誌情報を並べます。

書名発売日ページ数価格(税込)
第一便 黄金宮殿1986年5月26日320ページ1,650円
第二便 ペルシャの風1986年5月26日300ページ1,650円
第三便 飛光よ、飛光よ1992年10月30日344ページ1,760円

第一便と第二便は同じ日に2冊とも出ています。 第三便まではそこから6年と5か月あまり。 完結を待つ間の長さは、ドラマ版の放送間隔と並べると体感しやすくなります(ドラマ全3部の各部が描く土地)。

第三便のページには、第二回JTB紀行文学大賞を受賞したとの案内があります。 著者プロフィールでは、この賞を1993年の『深夜特急』三部作の受賞として載せています。

文庫の巻との対応

単行本文庫(新版)の巻文庫の副題根拠
第一便1巻香港・マカオ第一便の紹介文に香港・マカオとある
2巻マレー半島・シンガポール同じ紹介文にマレーシア・シンガポールとある
第二便3巻インド・ネパール第二便の紹介文にインド・ネパールとある
4巻シルクロード同じ紹介文にシルクロードとある
第三便5巻トルコ・ギリシャ・地中海新潮社のページに範囲の記載なし(残りの区間から推定)
6巻南ヨーロッパ・ロンドン同上。題の「飛光よ、飛光よ」は6巻の第十八章の題と同じ

6巻の最後の章(第十八章)に、第三便と同じ題が付いています。 第三便が6巻の終わりまでを含むことを示す手がかりです。 章の題の全体は全18章と巻の対応で見られます。

確かめられた部分と、推測の部分

  • 確かめられた:3冊の発売日・ページ数・価格・書名。第一便と第二便の範囲(新潮社の紹介文)。
  • 確かめられた:文庫が1994年に全6巻で出たこと(新潮社の特設ページ)。
  • 推測:第三便が5・6巻に重なること。範囲の明記がないため、「残りの区間」としています。
  • 確かめていない:単行本と文庫で、章の切れ目や並びが完全に同じかどうか。文庫に収録されたおまけ(巻末対談・増補エッセイ)が単行本にあるかどうか。
  • 書き分けた点:第一便の紹介文はタイの名を挙げていませんが、文庫2巻の第四章は「メナムから」です。単行本の紹介文にあるのは主な国の列挙で、全部の寄り先ではないと受け取っています。

単行本を探すときの見分け方

単行本は現行で買える状態かどうか、今回は確かめていません。 古書で探す場合の目印は次のとおりです。

  • 書名に「第一便」「第二便」「第三便」とあれば単行本。文庫は「深夜特急1」のように数字で始まります。
  • 1986年5月発行なら第一便か第二便。2冊は同じ日の発売なので、書名で見分けます。
  • 1992年10月発行なら第三便。
  • 文庫は1994年版と2020年の増補新版がある。どちらも全6巻です。違いは新版と旧版の違いで整理しています。

本編を読むだけなら、文庫6巻のほうが入手しやすく、1巻の値段も単行本より低く抑えられています (文庫の値段は全巻のページ数と値段)。