深夜特急.com

世界一周のルート — 順路・移動ルール・必ず行く12か所

西回りに地球を一周する計画です。 まず順路の大枠、次に都市単位の基本ルート、最後に移動のルールを載せます。 ルートは状況で変わります。変わったこと自体も記録していきます。

最終更新:2026年8月8日

この旅の3つの前提

ルートの読み方に関わるので、先に旅の形を書いておきます。

  • 1年で回りきることを目的にしません。 途中に面白そうな場所があれば率先して寄り道します。 結果として1年を超えても構いません。順路は決めますが、速度は決めません。
  • 3か月に1回くらいのペースで日本へ帰国し、そのつど再出発する分割型です。 ずっと日本を離れ続けるのは現実的でないためで、 地域の切れ目に合わせて5区間(各2〜3か月)に割る想定です。 航空券は世界一周航空券(RTW券)2枚を軸に、一時帰国は別手配でつなぐ計画です(詳細は旅費・予算)。
  • 以下の「◯月◯」という週番号は、暦の月ではなく順路の目安です。 季節を合わせた標準的な進み方を示したもので、実際は寄り道と帰国で伸びます。 順番が意味を持ち、日付は持ちません。

週別の詳細工程(標準案・全52週)

1週ごとの移動経路・交通手段・費用目安・見どころ・問題点・代替ルート・配信ポイントを、 地域別の5ページに分けてまとめています。 週番号は順路の目安であって暦の月ではありません(上記の前提を参照)。

月別の大枠

主な行き先
1月韓国・香港・マカオ・タイ・ネパール
2月インド・ネパール・中央アジア
3月トルコ・ギリシャ・エジプト
4月イタリア・中欧・アムステルダム
5月パリ・マルセイユ・スペイン・ポルトガル・ロンドン
6月モロッコ・西サハラ
7月モーリタニア・セネガル
8月南アフリカ・コモロ・ブラジル
9月アルゼンチン・チリなど南米
10月ペルー・コロンビア・メキシコ・マイアミ
11月ニューヨーク・ナイアガラ・米国横断
12月ラスベガス・グランドキャニオン・ロサンゼルス・オーストラリア・東南アジア・帰国

基本ルート(都市単位)

日本を出て西へ。アジア→中央アジア→中東→欧州→アフリカ西岸→南部アフリカ→南米→北米→オセアニアの順です。

  • 日本 → 釜山・ソウル(韓国) → 香港・マカオ → バンコク(タイ) → ペナン・クアラルンプール(マレーシア) → シンガポール 『深夜特急』が始まる香港・マカオから、作中と同じ順で東南アジアを南下します。中国本土はYouTubeが遮断されており配信できないため、ルートから外しました(理由の詳細)。
  • コルカタ・ブッダガヤ(インド) → カトマンズ(ネパール) → バラナシ・デリー(インド) 作中と同じ順序。インドはeビザの事前取得が必須。『深夜特急』第3巻と重なる区間(作中のルート)。
  • タシケント・サマルカンド・ブハラ(ウズベキスタン) → ビシュケク(キルギス) → アルマトイ(カザフスタン) 作中のアフガニスタン・イラン区間の現代的な置き換え。3カ国とも日本人はビザ不要。
  • イスタンブール(トルコ) → アテネ(ギリシャ) → カイロ・ギザ(エジプト) アジアと欧州の境目から、地中海を挟んでアフリカへ一度渡ります。
  • ローマ → ウィーン → プラハ → ベルリン → アムステルダム 欧州は鉄道中心。国数を稼げる区間でもあります。
  • パリ → マルセイユ → マドリード・グラナダ(スペイン) → リスボン・サグレス(ポルトガル) → ロンドン 作中と同じ順で終着点ロンドンへ。サグレスはユーラシア南西端で、作中で特別な意味を持つ土地。パリではランブロワジー再訪という個人的に特別な予定があります。
  • タンジェ・フェズ・マラケシュ・アガディール(モロッコ) → ラユーン・ダフラ(西サハラ) ロンドンから空路でモロッコへ入り、アフリカ大陸を南下開始。ここから先は作中にない後半戦です。
  • ヌアディブ・ヌアクショット(モーリタニア) → ダカール(セネガル) モーリタニアのビザはオンライン事前取得のみ(大使館発給は停止中)。
  • ヨハネスブルク・ケープタウン(南アフリカ) → モロニ(コモロ共和国) 西アフリカから南部アフリカへは飛行機。コモロは往復航空券での寄り道になります。
  • サンパウロ・リオ・イグアス(ブラジル) → ブエノスアイレス・メンドーサ(アルゼンチン) → サンティアゴ(チリ) 大西洋を渡って南米へ。
  • リマ・クスコ・マチュピチュ(ペルー) → カルタヘナまたはボゴタ(コロンビア) → メキシコシティ(メキシコ) 南米を北上して中米へ。
  • マイアミ → ニューヨーク → ナイアガラフォールズ → シカゴ・デンバー → ラスベガス → グランドキャニオン → ロサンゼルス アメリカは東海岸から陸路で横断します。
  • シドニー(オーストラリア) → バリまたはジャカルタ(インドネシア) → シンガポール → クアラルンプール・ペナン(マレーシア) → 日本 太平洋を渡り、東南アジアを回って帰国。この帰路で『深夜特急』第2巻「マレー半島・シンガポール」の舞台を通ります。

『深夜特急』の経路との対応 — 50年後の、同じ地図

香港 バンコク シンガポール コルカタ カトマンズ デリー カブール テヘラン イスタンブール ローマ パリ サグレス ロンドン サマルカンド アルマトイ プラハ 1974年・作中の道 現在はたどれない区間 2026年・こちらの旅(中央アジアで代替+中欧に寄り道)
1974年の作中の道(琥珀色)と、2026年のこちらの旅(青)。正確な地図ではありません。 重なっている区間はそのままたどり、赤い点線の区間だけが中央アジア経由に置き換わります。 ウィーン・プラハの寄り道は作中にはない、こちらの旅の判断です。

ロンドンまでの前半は、沢木耕太郎が実際に通った土地をできるだけたどる構成にしています。 ただし骨格をなぞるだけで、途中に面白そうな場所があれば寄り道します。 『深夜特急』はそもそも寄り道が本編を乗っ取った話なので、寄り道することはむしろ作品に忠実です。 どこが作中どおりで、どこが代替・寄り道なのかを整理しました。

区間扱い内容
香港・マカオ 作中どおり 作品の出発点。1月②に訪問
タイ・マレー半島・シンガポール 作中どおり バンコク→ペナン・クアラルンプール→シンガポールを同じ順で南下
インド・ネパール 作中どおり コルカタ(カルカッタ)→ブッダガヤ→カトマンズ→バラナシ(ベナレス)→デリーの順
パキスタン・アフガニスタン・イラン 代替 現在たどれないため中央アジア3国(ウズベキスタン・キルギス・カザフスタン)に置き換え
トルコ・ギリシャ・イタリア 作中どおり イスタンブール→アテネ→ローマ
フランス・スペイン・ポルトガル 作中どおり パリ→マルセイユ→マドリード→リスボン・サグレス。サグレスは作中で特別な意味を持つ土地
ロンドン 作中どおり サグレスの次に到達。作品の最終目的地であり、この旅の前半の到達点
中国本土 除外 YouTubeが遮断されておりライブ配信ができないため外しました理由の詳細)。作中の経路にも含まれません
韓国/エジプト/中欧/アムステルダム 寄り道 作中にはない土地。エジプトとアムステルダムは必ず行く12か所に含まれます。中欧は鉄道でつなげるうえ、物価が安く予算の調整弁になります
アフリカ・南米・北米・オセアニア 後半戦 作中はユーラシア横断で終わるため、ロンドン以降は世界一周にするための後半です

なお帰路でも、オーストラリアのあとにインドネシア・シンガポール方面を通ります。 作中との細かい対比は作中のルート自分の旅の記録にまとめています。

必ず行く12か所

ルートが変わっても、この12か所だけは外しません。場所を選ぶと、その週の詳細に移動します。

場所
アムステルダムオランダ
アテネギリシャ
パリフランス
ロンドンイギリス
カイロ・ギザエジプト
モロニ(グランドコモロ島)コモロ共和国
マイアミアメリカ
ニューヨークアメリカ
ナイアガラフォールズアメリカ/カナダ
ラスベガスアメリカ
グランドキャニオンアメリカ
ロサンゼルスアメリカ

移動のルール

  • 公共交通中心 — 景色や生活感が面白い区間は鉄道・バス・フェリーを選ぶ
  • 海越えと危険区間は飛行機 — 陸路に固執しない。移動だけで数日消える区間も飛行機
  • 夜間の非公式な乗合車は使わない
  • 危険情報が悪化したら即ルート変更 — 変更の経緯も記録として公開する
『深夜特急』の地図との関係

この計画はユーラシア横断を含みますが、作中のアフガニスタン・イラン経由は 現在たどれないため、中央アジア経由に置き換えています。 作中ルートとの重なりと違いは自分の旅の記録の対比表にまとめています。