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週別工程①アジア編 — 1月①〜2月⑤(10週)

日本を出て、『深夜特急』の東南アジア区間(香港・マカオ→タイ→マレー半島→シンガポール)を作中と同じ順でたどり、 インドから中央アジアへ抜けるまでの10週間です。物価が最も安く、旅のリズムを作る区間にあたります。 費用は世界一周航空券に含まれない分(RTW外)の目安です。

最終更新:2026年8月8日/週番号は「1月①=1月の第1週」の相対表記です。実日程は未定

中国本土はルートから外しました

当初は北京・西安を経由する案でしたが、中国本土ではYouTubeが遮断されており、 ライブ配信ができないため外しました。 中国はいわゆるグレートファイアウォールにより2009年からYouTubeをブロックしており、 DNS汚染・IP遮断などで国レベルの遮断が続いています。 朝から晩まで配信することが企画の柱である以上、 2週間まるごと配信できない区間を旅程に入れる意味がないと判断しました。

代わりに置いたのが香港・マカオとタイです。 香港・マカオはグレートファイアウォールの対象外でYouTubeが通常どおり使えるうえ、 『深夜特急』が始まる土地そのものにあたります。 結果として、配信の都合とルートの作品性が同時に良くなりました。

位置図は順路の位置関係を示す模式図です(正確な地図ではありません)。

  • 1月①

    韓国 — 釜山・ソウル

    日本(福岡または大阪) → 釜山 → ソウル

    ソウル(アジア区間の1/10)
    交通
    関釜フェリーまたは航空便/韓国内はKTX
    滞在
    7日
    交通費
    1.5〜3万円
    宿泊費
    2.5〜4万円
    • 見どころ釜山の市場と港、ソウルの旧市街と屋台。時差なし・近距離で、配信機材の実地テストに最適
    • 問題点1月の韓国は非常に寒い。屋外配信でバッテリーの消耗が想定より速くなる
    • 代替フェリーが欠航なら航空便へ。悪天候時はソウル滞在を延ばす
    • 配信初回配信。船または飛行機での出国、入国審査の前後、最初の現地SIM購入
  • 1月②

    香港・マカオ

    ソウル → 香港(航空便) → マカオ(フェリーまたは橋越えバス) → 香港

    香港(アジア区間の2/10)
    交通
    航空便/香港はMTR・トラム、マカオへは高速船またはバス
    滞在
    7日
    交通費
    3〜6万円
    宿泊費
    4〜7万円
    • 見どころ『深夜特急』が始まる街そのもの。安宿街、夜の街の喧騒、そしてマカオのカジノ。第1巻「香港・マカオ」の舞台を実地でたどる
    • 問題点宿代がアジア区間で最も高い(狭い個室でこの水準)。半世紀で街は大きく変わっており、作中の安宿街は当時のままではない
    • 代替宿代が厳しければマカオ泊を減らし、香港からの日帰りに切り替える
    • 配信この企画の実質的な始まりの回。作品の冒頭と同じ土地から、半世紀後の姿を配信する
  • 1月③

    タイ — バンコク

    香港 → バンコク(航空便)

    バンコク(アジア区間の3/10)
    交通
    航空便/市内はBTS・MRT・ボート
    滞在
    7日
    交通費
    2.5〜5万円
    宿泊費
    1.5〜3万円
    • 見どころ王宮と寺院、チャオプラヤー川のボート、屋台と市場。作中でも香港の次に向かった土地
    • 問題点1月は乾季で過ごしやすい一方、観光のハイシーズンで宿が埋まりやすい。渋滞が激しく地上の移動が読めない
    • 代替宿が取れなければ滞在エリアを中心部から外す。時間に余裕があればマレー半島方面へ足を延ばす案も
    • 配信川のボートと屋台の長回し。アジアの物価の基準点をここで視聴者に示す
  • 1月④

    マレーシア — ペナン・クアラルンプール

    バンコク → ペナン → クアラルンプール(鉄道・長距離バス)

    ペナン/KL(アジア区間の4/10)
    交通
    マレー半島を南下する鉄道・長距離バス
    滞在
    7日
    交通費
    1〜2.5万円
    宿泊費
    2〜4万円
    • 見どころ『深夜特急』第2巻の舞台。ペナンの古い街並みと屋台、クアラルンプールの多民族的な混在
    • 問題点陸路の所要時間が読みにくい。1月は雨季の影響が残る地域がある
    • 代替時間が押していればペナンを飛ばしてクアラルンプールへ直行
    • 配信作中と同じ順路でマレー半島を南下する回。鉄道の車窓と屋台
  • 1月⑤

    シンガポール

    クアラルンプール → シンガポール(鉄道・バスで陸路国境)

    シンガポール(アジア区間の5/10)
    交通
    陸路国境(鉄道・バス)/市内はMRT
    滞在
    7日
    交通費
    1〜2.5万円
    宿泊費
    4〜7万円
    • 見どころ作中の東南アジア区間の終着点。半世紀で最も変貌した都市のひとつで、作品との落差そのものが見どころになる
    • 問題点宿代が東南アジアで突出して高い。物価水準は日本より上の項目が多い
    • 代替宿代が厳しければマレーシア側(ジョホールバル)に泊まって日帰りする
    • 配信作中の描写と現在の街を並べる回。ここで作品の東南アジア区間を回収し終える
  • 2月①

    インド — コルカタ(カルカッタ)・ブッダガヤ

    シンガポール → コルカタ(航空便) → ブッダガヤ(鉄道)

    コルカタ(アジア区間の6/10)
    交通
    航空便+インド鉄道
    滞在
    7日
    交通費
    3〜6万円
    宿泊費
    1.5〜3万円
    • 見どころ作中でインドに入った最初の街がカルカッタ(現コルカタ)。続くブッダガヤも作中の訪問地。路上と市場の密度が一気に上がる
    • 問題点インドのeビザは出発前に取得済みでないと搭乗できない。到着直後は体調管理(水・食事)が最大のリスク
    • 代替体調を崩したら日程を捨てて休む。無理をすると以降の全区間に響く
    • 配信作中でインドに入った地点から入る回。半世紀後のカルカッタを作品の描写と並べる
  • 2月②

    ネパール — カトマンズ

    ブッダガヤ → 陸路国境またはコルカタ経由の航空便 → カトマンズ

    カトマンズ(アジア区間の7/10)
    交通
    長距離バス(陸路国境)または航空便
    滞在
    7日
    交通費
    1.5〜4万円
    宿泊費
    1.5〜3万円
    • 見どころダルバール広場、ボダナート、タメル地区の安宿街。作中でもブッダガヤの次にネパール方面へ向かう順序
    • 問題点冬季は朝晩の冷え込みが強い。停電と通信の不安定さを前提にする。陸路国境はバスの遅延が常態
    • 代替陸路が厳しければ航空便へ。余裕があればポカラまで足を延ばす
    • 配信陸路国境越えと安宿探しの実況。ここから宿の当たり外れが配信の見どころになる
  • 2月③

    インド — バラナシ(ベナレス)・デリー

    カトマンズ → 陸路国境(スノウリ等) → バラナシ → デリー(鉄道中心)

    デリー(アジア区間の8/10)
    交通
    長距離バス+インド鉄道(寝台含む)
    滞在
    7日
    交通費
    1〜2.5万円
    宿泊費
    1.5〜3万円
    • 見どころガンジス河岸の朝、デリーの旧市街。作中のベナレス=現在のバラナシ。デリーは「ここからロンドンまでバスで行けるか」という発端の地
    • 問題点鉄道の予約は競争が激しく、直前だと取れない。ネパールからの陸路は到着が深夜になる可能性
    • 代替鉄道が取れなければ長距離バスまたは国内線。アグラ(タージ・マハル)は作中の経路に無いため基本は寄らないが、日程が余れば追加も可
    • 配信寝台列車の一夜。そしてデリーから、作品の出発点に立った回として1本立てる
  • 2月④

    ウズベキスタン — タシケント・サマルカンド・ブハラ

    デリー → タシケント(航空便) → サマルカンド → ブハラ(高速鉄道)

    サマルカンド(アジア区間の9/10)
    交通
    航空便+国内高速鉄道
    滞在
    7日
    交通費
    4〜7万円
    宿泊費
    2〜3.5万円
    • 見どころレギスタン広場をはじめとする青いタイルの建築群。シルクロードの中核
    • 問題点2月は内陸性の寒さが厳しい。都市間が離れており移動に時間を取られる
    • 代替ブハラを削ってサマルカンドに集中する短縮案
    • 配信作中でアフガニスタン・イランを通った区間の、現代の代替ルートという文脈を説明する回
  • 2月⑤

    キルギス・カザフスタン — ビシュケク、アルマトイ

    タシケント → ビシュケク → アルマトイ(陸路または航空便)

    アルマトイ(アジア区間の10/10)
    交通
    国際バス・乗合または航空便
    滞在
    7日
    交通費
    2〜5万円
    宿泊費
    2〜3.5万円
    • 見どころ天山山脈の山影、旧ソ連圏の街並み、バザール。中央アジア3か国とも日本人はビザ不要
    • 問題点冬季は峠道の閉鎖・遅延がある。夜間の非公式な乗合車は使わない方針のため、移動は日中に限定
    • 代替陸路が閉じていれば区間ごとに航空便へ切り替え
    • 配信国境をまたぐ乗合移動。ここまででアジア区間の総括を1本
この区間の位置づけ

アジア編は物価が最も安く、失敗しても取り返しがつく区間です。 機材の運用、宿の探し方、配信のリズムをここで固めます。 逆に言えば、ここで無理をして体調を崩すと、この先の高物価区間で立て直せません。